2009年03月28日
有田陶器市準備part①♪


っと言う事は?!そうです。あと1ヶ月程で有田陶器市が始まります



出店される方はもうそろそろ陶器市の準備を始めてらっしゃるんではないでしょうか

大日窯でも少しづつですが準備を始めています。
まずは粗品の干支の陶鈴作りです。
これは私の担当なのです




今日は丑の陶鈴が出来るまでを、簡単にご紹介します


題して「干支陶鈴(丑)の出来るまで~嫁の簡単解説編」!!
おそらく・・・いや・・・確実に・・・夫が解説すると~・・・。
ものスゴーク長いブログになってしまうと思うので・・・。嫁バージョンでいきますっ!!

これは泥奨(でいしょう)というものです。写真で見ると泥水?!っぽいのですが、これで生地をつくるんです。
サラサラとした水みたいに見えるかもしれませんが・・・
チョコレートを溶かした感じといったらいいのでしょうか・・・
トロ~トロ~しています。
陶土と水・ケイソウ・プライマル←分量などは窯元さんで違うと思います。
このようなものを混ぜたものです。
これが陶鈴の生地になるんですよ!!
私も始めて見た時は~これが生地??!!って感じでした^^;
「どがんやって固めると?!形にならんよ?!」みたいな感じで・・・。

そして~このトロトロ~の泥奨をこの型(石膏で出来ている)に流し入れていきます。
真っ白の石膏で出来た型です。この型に泥奨をいれると~~


泥奨を入れた状態です!泥奨の様子を見ながら~泥奨を加えながら~数分待ちます!!
この時間も窯元さんによって・物によって違ってきます。

私の場合数回試作をして時間を決めます


数回使うと(1日のうちに)型が水分を吸収するので、取れが悪くなったり吸収が悪くなったりするので、状態を見ながら時間など調整していきます。

泥奨を入れて数分すると~?!
こんな風に泥奨の水分だけが石膏に吸収されこんな風に周りに厚みが付きます!
ある程度厚みが付いたら中の泥奨を流し出します~!

中の泥奨を流し出した状態がコレです!!
ここまでくれば何となく~・・・・
生地になりそう!!でしょ???!!
ある程度乾いて型から離れるまで、この状態で待ちます。
乾くと言ってもカチカチではないんですよ
少し乾燥しかけの粘土位でしょうか・・・・
その位になれば型からポコッと離れてくれるんです。

じゃじゃじゃーん!こんな感じで中が空洞の丑が出来るんです!!
後は下の余分な所を切り取り鈴の玉を入れます。

玉を入れさらに乾燥させます。クッキーくらい固くなったら~
少し余分な所を削り~一つづつ水拭きして
生地をキレイにします


そして、素焼き焼成→釉薬をかける→焼成→完成です!!



陶器市期間中ご来店いただいた方への粗品として只今製作中です



是非御来店下さい。お待ちいたしております!
しかし 職人技なんですね~
すごいです!
こんなに 手の込んだものを 粗品として プレゼントされるとは!!
太っ腹だ~!
行ってみたい!
4月4日、宮の松参加の「ねこの時間」です。
名前を入れて下さるとお聞きしました。
が、まだ間に合いますか?
もし可能なら、ネコの絵を入れて頂きたいのですが?
こんなこと出来ますか?
是非おいでくださいっ!
といっても陶器市は私街中の店舗にいます^^
窯の店舗には母がいます^^
夫は~両方をウロウロすると思います^^;
申し訳ありませんっ。
コメントを頂いた時にはすでに焼成中で・・・。
すみません;
4月4日
お逢いできるのを楽しみにしております♪
陶器市のシーズンがやってきますね^^
頑張ってくださいね☆
ありがとうございます!そうです^^;本当に一年早いですよね^^;
陶器市頑張りますっ!!
わかりました!
ちょっと 探してみます!
ちなみに街中の店舗は~陶器市限定の店舗です☆